イル・トロヴァトーレ (全4幕)
| 時は中世、スペインの内乱の時代。ヒロインのレオノーラは、カスティリア皇太子フェルナンドの宮廷に仕える貴婦人。マンリーコは、敵対するハイメ伯ウルゲル陣営に属する吟遊詩人でもある若き騎士。争いあう両陣営に分かれていながら、ふとしたことから愛し合うようになった二人に、過酷な運命が次々に襲いかかります。レオノーラに横恋慕して二人を追い詰めるのは、宮廷の有力貴族ルーナ伯爵。マンリーコの母、ジプシーのアズチェーナは、自分の母親を火刑に処したルーナ家に復讐を誓っています。マンリーコの出生の秘密が複雑に絡み合い、レオノーラの献身も虚しく、運命は悲劇的結末へとなだれ込んでいきます。 原作はスペインの詩人A.G.グティエレスの戯曲。ヴェルディの作品の中でも特に幻想的で香り高い歴史ロマンのオペラです。難易度の高い曲が次々と続き、素晴らしい合唱の名曲にも恵まれています。 スペインの幻想詩人の名作を、巨匠ベルディが歌と音楽でつづったオペラ『イル・トロヴァトーレ』、それは、恐ろしいほどにあなたを引き込んで、最後まで離さないでしょう。 |
| 【岡崎他加子】(レオノーラ) 武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部終了。1992年よりイタリア、ローマ留学。各地のコンクール、オーディションに入選し、1997年には第8回五島記念文化賞オペラ新人賞に入賞。昨年テル・アヴィヴのニュー・イスラエルオペラで、また、今年春にはウィーン・フォルクスオーパーで『蝶々夫人』タイトルロールを歌い、内外の新聞雑誌でも絶賛されている。既に来年もフォルクスオーパー『蝶々夫人』再演で第1キャストでタイトルロールを歌うことが決まっている。日本人離れしたスケールの大きなスピント・ソプラノ。ヴェルディ、プッチーニを中心にレパートリーをさらに広げつつある。ピアニストのフランコ・マッサーロ氏と結婚、現在イタリアのパドヴァに在住。 |
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| 【千代崎元昭】(マンリーコ) 京都大学経済学部卒業。コンセルヴァトアール尚美ディプロマコース特待生を経て、二期会オペラスタジオ本科終了。1991年渡伊。ベルリン・ドイツオペラ、スカラ座、ヴェローナ野外歌劇場、トリノ王立劇場などのオーディション合格。マリオ・デル・モナコ国際声楽コンクール、ベッリーニ国際音楽コンクールに入賞。現在まで、イタリアを中心に欧州各国の歌劇場に数多く出演。ヴェルディ、プッチーニ、オッフェンバック、ワグナー、R.シュトラウスまで幅広いレパートリーを誇るが、中でもヴェルディに最も適した声Voce Verdianaと評されている。1998年よりサンタ・キアーラ国際音楽アカデミー芸術監督をつとめる。イタリア・ソムリエ協会会員でもある。ミラノ在住。 |
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【橋爪万里子】(アズチェーナ) 大阪教育大学及び同大学院修了。「カルメン」のタイトルロールを毎年各地で演じているほか、モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』(ドラベッラ)、ヴェルディ作曲『仮面舞踏会』『ファルスタッフ』『トロバトーレ』『リゴレット』、ワグナー作曲『ラインの黄金』『ワルキューレ』(フリッカ役)などメッゾ・ソプラノの適役を得て活動をしている。2005年は「アイーダ」(アムネリス役)に出演予定。コンサートではベートーベン「第九」を始め、宗教音楽でもアルト・ソリストを務めている。豊かに響く安定した声と、表現力、演技力を誇る関西随一のアルト歌手。関西ニ期会会員。 |
| 【シルヴィオ・ザノン】(ルーナ伯) 深い色合いと美しくボリュームに恵まれた声のヴェルディ・バリトン。ヨーロッパ各地の劇場やフェスティバルに出演し、数多くの役柄で成功を納めている。そのレパートリーはヴェルディ、プッチーニを中心に、ジョルダーノ、マスカーニ、レオンカヴァッロ等のヴェリズモの作品群からビゼーの『カルメン』、モーツァルトの『フィガロ』(ヴェネツィアのカルロ・ゴルドーニ劇場で上演され、大絶賛された)まで、大変多彩である。また、その演奏に対して、"バスティアニーニ賞"、"L.ドルドーニ賞"などイタリア各地で多くの賞も受賞している。ヴェネチア在住。 |
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| 【フランコ・マッサーロ】(ピアノ伴奏、編曲) パドヴァの 国立C・ポッリーニ音楽院でピアノと作曲を学び、首席で卒業。ジェノヴァ国際音楽コンクールで室内楽部門で優勝、ソリストとして3位入賞。ストレーザ国際ピアノコンクールでも3位入賞を果たしている。多くの一流歌手の伴奏も勤めてきたが、パドヴァ市 A・ディアべッリ音楽院、フェルミ高等学校音楽科にて ピアノと和声学の講師として、後進の指導にも力を注ぐ。音楽家業の傍ら、パドヴァ大学で趣味の建築学を学び、2002年2月、卒業試験に最優秀の成績で合格。2001年に岡崎他加子さんと結婚。イタリア、パドヴァ在住。 |
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| 【イル・トロヴァトーレ合唱団】 指揮者、岡崎よしこのもと、関西精鋭の50人が集いました。その母体は、女声合唱団『遊』と混声合唱団『鳴音』。特に『遊』は海外の音楽祭でもたびたび入賞している歴史ある実力派の合唱団です。若干の外部男声合唱団員も加えて公演に臨みます。 |
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| 【エル・シアターへのアクセス】 〒540−0031 大阪市中央区北浜東3−14 エル・おおさか(大阪府立労働センター)2階 TEL 06−6942−0001 地下鉄谷町線天満橋駅A番出口、または京阪電鉄天満橋駅東出口から西へ300m 地下鉄堺筋線、京阪電鉄の北浜駅からは東へ約500m。 JR東西線「大阪天満宮」駅から南へ850m。 |