岡崎 他加子 - Takako Okazaki Massaro
 (ソプラノ)

武蔵野高等学校音楽科、武蔵野音楽大学声楽学科卒業。
日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。
'92年よりイタリアへ留学。

太田知彦、川内澄江、松本美和子、ガブリエッラ・トゥッチ、ニーノ・ボナヴォロンタ、マーラ・ザンピエーリ、イリス・アダミ・コラデッティ、アントネッラ・ピアネッツォーラ、ヨーゼフ・ロイブルの各氏に師事。

これまでに、ジュゼッペ・ディ・ステファノ国際声楽コンクール、ウンベルト・ジョルダーノ国際コンクール、ヴェルディの声国際声楽コンクールなどの数々の国際コンクールに入賞。
国内では第31回日伊声楽コンコルソ第4位、第64回日本音楽コンクール入選、第1回京都オペラ声楽コンクール第1位受賞。第8回五島記念文化財団オペラ新人賞受賞。

93年にボローニャ市立歌劇場の日本公演記念東京オーディションに合格、翌年に同劇場でのヴェルディ『第1回十字軍のロンバルディア人』に出演し、イタリアでのオペラデビューを飾った。

96年には第1回京都オペラ声楽コンクールの副賞としてイタリアのヴェローナ市フィラルモニコ歌劇場でのヴェルディ『ファルスタッフ』のセミナーに参加。また同劇場主催のコンサートにも出演し、数々のマスタークラスにも参加、レナート・ブルゾン、マリア・キアーラ等の薫陶も受ける。

97年、ローマ市国際声楽コンクールにおいて、『蝶々夫人』のタイトルロールで入賞し、同役でローマ・ナツィオナ−レ劇場においてデビュー、引き続き、パレルモ、マルサーラ、アンコーナ、ベルガモ、ブリュッセル、アントワープなどの各都市でも出演し好評を博す。

2003年5月にテル・アヴィヴのイスラエル国立歌劇場での『蝶々夫人』に出演し、見事な歌唱で観客、メディアから絶賛されるという大成功を収める。

蝶々夫人役では、2003年8月にトスカーナ・オペラ・フェスティバル、翌2004年にはスロヴェニア国立マリボール歌劇場の新演出公演、ガルス アム カンプ野外オペラフェスティバルにも出演し、いずれも各新聞上で絶賛された。
2004年4月〜5月には、ウィーンのフォルクスオパーにおける『蝶々夫人』新演出(初演版による演奏)に出演して好評を博し、続く2005年、2006年の再演にも出演。
2006年6月にはシュトゥットガルト国立劇場の『蝶々夫人』にも出演し、成功を収めた。
そして2007年3月には、新国立劇場にて『蝶々夫人』タイトルロールで日本での本格的なデビューを飾った。

イタリア各地でのコンサート活動の他、『蝶々夫人』以外のオペラでは、ヴェルディを中心のレパートリーを持ち、『仮面舞踏会』のアメリア役を(ロニーゴ市立歌劇場)『アイーダ』(パドヴァ市立ヴェルディ歌劇場)を始め、『ナブッコ』(アビガイッレ)、『オテロ』(デズデーモナ)、『イル・トロヴァトーレ』(レオノーラ)、『トスカ』、『カヴァレリア・ルスティカーナ』(サントゥッツァ)などに出演し好評を博している。
近年は『トゥーランドット』のタイトルロールや『マクベス』の夫人役などのドラマティックな役、またワーグナーのレパートリーなどにも研鑽を積んでいる。
その他の国内での活動は大阪、東京でのリサイタル、NHKFM『名曲リサイタル』出演、また出身地である西宮市の阪神大震災追悼コンサートにてヴェルディ及びドヴォルザークの『レクイエム』にソリストとして出演している。

イタリア、パドヴァ市在住。藤原歌劇団団員。